コンセントの交換増設方法(DIY編)

しっかり確実に電線を差しましょう!

家庭の電気、壁に付いているコンセントのDIY交換方法やコンセントの増設について紹介しています。。壁に付いているコンセントをトリプルコンセント(差し込み3個口)にすると、蛸足配線が減らせます。そして、今付いているコンセントを利用して、上下や左右、裏側にコンセントを増設したり、インターホンなどの電源も取る(用意する)事ができます。
電気工事士法により軽微な作業以外については、電気工事士の資格が必要となります。

~まず、安全に作業する為に、ブレーカー(配線用遮断器)を切りましょう~

DIY道具:プラスドライバーマイナスドライバー

交換しようとしているコンセントの回路がどれか分からない場合は、扇風機やドライヤー(冷風)を差し込んで「ON」にし、玄関か洗面所等にある電灯分電盤ブレーカー(配線用遮断器:右側にいくつかあります)を順番に切ってみて下さい。扇風機やドライヤーが切れた時のブレーカーがそうです。
ブレーカー(配線用遮断器)の確認が出来たら、安全の為に作業終了までそのブレーカーを入れないでください。
そしてコンセントプレートを取り外します。コンセントプレートの取り外し方法については、コンセントプレート交換方法のページを参照して下さい。

~コンセントの交換方法~

コンセントには様々な種類があります。1個1個種類を組み合わせて1個口や2個口のコンセントを取り付けてもいいですし、差し込み口が3つ連なったトリプルコンセントをそのまま取り付けたりも出来ます。
取り付けるコンセントに合ったプレートがあるので、ホームセンターなどで一度確認してみましょう。
プレートを外すと、コンセントが取り付けてある「埋込連用取付枠」の上下2本のビスをプラスドライバーを使って取り外し、コンセントを付けたまま連用枠ごと引き出します。

トリプルコンセント裏1

写真はトリプルコンセントの裏で、どのコンセントも仕様は同じです。アース付きは記号が付いているので、分かると思います。
そして、マイナスドライバーを写真のように差して、電線を抜き取りましょう。
先が6mm(普通)のマイナスドライバーでも差し込めますが、先端幅の狭いベビーマイナスドライバーを使うとより差し込みやすいですよ。
この時注意する点は、埋込連用取付枠を止めてある壁の中の「埋め込みスイッチBOX」がない場合があります。スイッチ上下のすき間から埋め込みスイッチBOXがあるかを確認して、BOXがない場合は、挟み金具(石膏ボード等C型挟み金具など)を使用しているので、挟み金具を壁の中に落とさないように、ネジを全て緩めないように確認しながら取り外してください。

コンセント取り外し

写真の様にコンセントを埋め込み連用取付枠からマイナスドライバーを使い取り外します。コンセント横の埋め込み連用取付枠のすき間にマイナスドライバーを当て入れてねじるとコンセントが取り外せます。
コンセントは取り替える物だけ外しましょう。コンセントが2個3個付いていて、全て取り替える場合は全て取り外しましょう。トリプルコンセントに絶縁枠が取り付けてあるタイプはそのまま使用します。

コンセント取り付け

新しいコンセントを取り付けます。
写真の様にコンセントを埋め込み連用取付枠にマイナスドライバーを使い取り付けます。先ほどの埋込連用取付枠の横のすき間の外側にマイナスドライバーを当て入れてねじり、コンセントを取り付けます。
この時スイッチがグラグラしていないか確認してください。グラつく場合は、もう少し強く右側のツメを押し当てましょう。
【※注意※】金属タイプの埋め込み連用取付枠は何回かスイッチ等を取り付けていると、右側のマイナスドライバーで押し付ける部分が折れてしまいます。折れた場合は新しい埋込連用取付枠に替えましょう。
引き出したコンセントの裏と新しく交換しようとしているコンセントの裏を見てください。

トリプルコンセント裏2 コンセント裏1

左:トリプルコンセント、右:1個口コンセント

後は、コンセント裏の剥きしろゲージに電線の剥きしろを合わせて奥までしっかりと確実に差し込みます。
剥きしろは、松下電工製は10mm、東芝製は12mmとなっていて、剥きしろが合わない時は電工ナイフやカッター、VA線ストリッパーで剥き直すか、ペンチで切断しましょう。
『差し込む場所は必ず同じ場所です!』
【※重要※】写真の様にWと表記している差し込み口に「白」の電線を差し込んでください!いわゆる接地極側です。
反対側の非接地極側には、黒色の電線を差し込んでください。

コンセント裏2 トリプルコンセント裏3

左:トリプルコンセント、右:1個口コンセント

トリプルコンセントは裏右側の接地側(W)の上下2つがつながっていて、1個口コンセントはWと書いてある2つがつながっています。交換するコンセントをよく確認しましょう。
くれぐれも接地側を間違わないように差し込んでください。ショートしてしまいますので危険です。
※ポイント※コンセントに差し込む電線を剥き直す場合は、コンセント裏にある剥きしろゲージがあるので、その長さで電線を剥いてください。くれぐれも電工ナイフやカッターの刃を入れ過ぎて心線導体に傷付けないようにしてくださいね。
電線の接続方法(剥き方)については、別サイト「エアコンの電線の剥き方や接続方法」で紹介しています。
そして、壁の中にコンセントを押し込み、元通りに取り付けます。
少し電線を曲げると収めやすいですよ。
最後の確認作業は、ブレーカーを入れ、扇風機やドライヤーを入り切りしてみて動作がよければ終了です。

~コンセントの増設方法~

コンセントが付いている場所のすぐ近く、上下左右にコンセントを増設する簡単な方法を紹介します。
あまり増設するコンセントを元のコンセントから離すと(左右に離すと)、壁の中の柱が邪魔して電線が通りにくいです。
コンセントの交換方法と同じくブレーカーを切ってから作業しましょう。

コンセント増設1

写真の様に、電線が差し込まれているとします
右側の接地側は上下につながっていて、白い電線が差し込まれています。左は上下につながり、黒い電線です。
コンセントの表と裏を見て、左右が上下につながっているということです。
下の穴2つが何も差さっていませんよね。この穴に同じ色の電線を差し込んで増設するわけです。

右側のコンセントが増設側で、簡単に配線してみるとこんな感じですかね。
色は必ず合わせることです。くれぐれも接地側は「白」という事を間違わないようにしてください。
コンセントを取り付けるのに、壁に穴を開ける寸法ですが、
「縦:95mmの横:50mm」の開口寸法になります。基準にするコンセントの開口を参考に、プレートどうしが当たらないようにしてみるといいですよ。
壁が石膏ボードの場合はカッターで切り抜くか、ひきまわしのこ(石膏ボード用のこぎり)で開口しましょう。(切りカスが出るので、養生すると後始末が楽ですよ)
コンセント裏の電線の外装剥きしろ(灰色部分)は100mm位にして、後は剥かないのが基本で、コンセントに差し込む電線は、「単線」専用ですので。(コンセントの裏に書いています)
単線とは1本の電線で、より線とは何本かを束ねている電線です。
増設する際、つなげる電線の太さですが、エアコンや電子レンジのように消費電力が大きいもの以外は、VVF600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル1.6mm×2芯で十分です。
ちなみに電線の許容電流は、単線の1.6mmは27A、2.0mmは35Aです。

コンセント増設3

そして埋込連用取付枠を取り付ける際、石膏ボード等C型挟み金具を使用すると、石膏ボード等を挟み込んで取り付ける時に楽になります。壁がベニヤ板の場合は、挟み金具を使用しなくても、埋込連用取付枠の1番外側の穴を利用してビスで取り付ければOKです。(壁の中の電線をビスで傷つけるのを注意)
後、元に戻していく作業ですが、コンセントの交換方法と同じ作業で完了ですので、頑張ってくださいね。


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