襖(ふすま)紙の貼り替え方法(裏のりタイプ編)

のりが付いている襖紙の貼り替え方

裏のりタイプの襖(ふすま)紙の貼り替え方法と襖(ふすま)の構造や仕組み、枠の外し方について紹介しています。。。市販されている家庭用ふすま紙のほとんどは裏のり(再湿)タイプで、色・柄の種類が豊富です。ふすま紙の裏にのりが付いているので、水を付けるだけで簡単に貼ることができます。古いふすま紙を剥がさなくても、3枚までは重ねて貼っても大丈夫です。枠を外しても外さなくても出来ますが、仕上がりにこだわるなら枠を外して貼り替える方をオススメします。

~ここが大事!~

①枠を外すときマスキングテープを貼って、どのふすまのどこの枠か印を付けておきましょう。
②枠を傷つけないように当て木をして叩いて外しましょう。
③水をたっぷりかけ、空気を残らず追い出すのが綺麗な仕上がりの決め手ですよ。

~まず、ふすまの構造を知る~

ふすまを張り替えるとき、枠を外すのに苦労したことはありませんか?ふすまの枠の取り付け方は、枠を見たときに釘の頭が見えなければ「折れ合い釘式」か「木ネジ式」で、見えていたら「釘打ち式」です。どのふすまも枠が外せる構造です。
「釘打ち式」
上下左右とも枠は釘で止めてあり、釘を抜けば枠が外れます。
ふすま紙張り替え1

「折れ合い釘式」
左右の枠は折れ合い釘で止めてあるので、枠を叩いてスライドさせて外します。上下の枠は釘打ち式なので、釘を抜けば枠が外れます。
ふすま紙張り替え2

「木ネジ式」
左右の枠は木ネジで止めてあるので、ドライバーで外します。上下の枠は釘打ち式なので、釘を抜けば枠が外れます。
ふすま紙張り替え3

~本格的な襖紙の張り替え方法!~

DIY道具: ふすま用鋲抜きニッパーマスキングテープインテリアバール金づち木づち 植込みブラシ釘締め

枠を外さずにふすまを張り替えることもできますが、ここでは本格的な「枠を外して張り替える」方法にチャレンジします。家庭のふすまで最もポピュラーな「折れ合い釘式・本ぶすま」の張り替え方を紹介します。引き手を外したら、左右の枠・上下の枠の順で外します。はめる時に困らないように、枠に番号を付けておくのを忘れずに。

『①番号を付ける』
ふすまを外す前に、ふすまの番号を決め、枠にはそれぞれマスキングテープを貼り、「1-上」といったように、ふすまの番号と上・下・左・右を書いておくと、元に戻すときに迷いません。
ふすま紙張り替え4

『②引き手を外す』
引き手の上下の小さな釘をふすま用鋲抜きニッパー)でつまみ、引き抜きます。
ふすま紙張り替え5

釘が摘めない場合は、インテリアバールを差し込み、金づちの柄などをあてて、てこの原理を利用して浮かせます。
その後引き手を元に戻すと、釘の頭が浮きます。抜いた釘はなくさないように袋に入れておきましょう。
この引き手を違う物に交換すると、雰囲気がかなり変わりますよ。引き手の交換方法については、お気に入りサイトの「取っ手も簡単襖(ふすま)の引き手修理交換方法のページ」で紹介しています。
ふすま紙張り替え6

『③左右の枠を外す』
左右の枠は折れ合い釘で止めてあるため、木づちで上から下の方向にスライドさせるように叩いて外します。
ふすま紙張り替え7

もし、外れない場合は下から上の方方向にも叩いてみましょう。木づちがなく金づちを使う場合は、枠を傷つけないように当て木をして叩きましょう。
ふすま紙張り替え8

『④上下の枠を外す』
上下の枠は釘打ちで止めてあるため、すき間にインテリアバールを差し込んで平均的にこじおこして外します。
ふすま紙張り替え9

『⑤ふすま紙を切る』
ふすま紙は表の柄が合うことを確認しながら仕上がりの位置を決めて四隅に印を付け、ふすまより周囲1cmほど大きくふすま紙をカッターナイフやハサミで切ります。
ふすま紙張り替え10

『⑥ふすま紙の裏に水を付ける』
スポンジで、水をたっぷりとまんべんなく塗ります。
目安は1枚につき、400cc程度で、水の塗り残しはシワの原因となるので注意が必要です。水を付けた後は、紙が伸びきるまで3分ほどおいておきましょう。
ふすま紙張り替え11

『⑦ふすま紙の上にふすまを乗せる』
出来れば2人ですると良い作業ですが、ふすまの上下を確認しながら、四隅の印に合わせてふすまを静かに乗せましょう。
その後、ふすま紙ごとひっくり返します。
ふすま紙張り替え12

『⑧ハケで空気を追い出す』
植込みブラシでふすま紙の中央から外に向かって空気を追い出しながら張っていきます。
ふすま紙張り替え13

シワができたら、その部分まで剥がして張りなおせば大丈夫です。植込みブラシがない場合は、乾いたタオルなどで代用できますよ。
ふすま紙張り替え14

『⑨周囲の余った部分を折る』
周囲の余った部分を空気が残らないように折り曲げ、しっかりとしたハケで押さえつけるように張ります。
ふすま紙張り替え15

『⑩余分な部分をカットする』
余分な部分はカッターナイフで切り落とします。
四隅は三角につまんでハサミで切り落とせばいいですよ。
ふすま紙張り替え16

『⑪引き手部分に切り込みを入れる』
引き手部分でなぞって輪郭を取り、カッターナイフで十字に切り込みを入れます。
その後は、ふすまを立てかけて乾かしておきます。
ふすま紙張り替え17

『⑫枠を取り付ける』
上下の枠、それから左右の枠と、外すときの順序と逆に枠を取り付けます。
この時、折れ合い釘は、高さと向きを揃えておきましょう。
ふすま紙張り替え18

『⑬引き手を付ける』
引き手の上下に釘を打ち込みます。最後に釘締めを使うとうまく打ち込めますよ。
釘は頭がほんの少し出ているくらいに打ち込んでおくと、次回の張り替えの時に外しやすいですよ。
この引き手を違う物に交換すると、雰囲気がかなり変わりますよ。引き手の交換方法については、お気に入りサイトの「取っ手も簡単襖(ふすま)の引き手修理交換方法のページ」で紹介しています。
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