壁の中(壁内)の柱や構造 仕組み

壁の中ってどんな構造???

ここでは建築の基礎知識として、家の中などの壁の中(壁内)の柱や構造、仕組みについて紹介しています。。毎日快適な住まいにする為に、壁に物を取り付けたり時計を取り付けたりすることってありますよね。しかし壁の材質や壁の中(壁内)の構造を知っていなければ、後々取り付けた棚や額縁、時計などが落ちてきたりする事ってあるんですよ。

~真壁(しんかべ)と大壁(おおかべ)~

少し専門的な事を紹介します。
壁には真壁(しんかべ)と大壁(おおかべ)があります。
(写真が見にくい時は、画像を保存してから拡大してみてくださいね。)
真壁は古くから日本で用いられた方法で、構造柱と仕上げ柱とを区別せず、建込前にかんな掛けをして仕上げをします。
その時点でクリアラッカーなどの下塗りをしておくと、養生中の汚れが付きにくいです。
最近は細い柱を使用するため壁が薄くなり、構造的に弱くなり、柱の見え隠れ部分に背割りを入れておかないと見付け部分にひびが入りやすいのです。(見付とは、正面から見える部分やその幅のことです)

真壁1 大壁1
左:『真壁』、ラスボード下地モルタルこて仕上げ。右:『大壁』、ラスボード下地モルタルこて仕上げ。

真壁2 真壁3 真壁4
左:『真壁』、(ボード・合板)。中:『真壁』。(ラスボード+プラスター)。
右:『真壁』、(木摺+プラスター)。
※木摺(きずり)とは 塗り壁の下地板のことです。

大壁真壁1 大壁真壁2
左:『大壁真壁』(付柱)、右:『大壁真壁』(付柱)

~小舞壁について~

大壁は原則として柱を構造材とし表面に出しません。
従って壁が厚くなり間柱も厚く、筋かいも入れやすいです。
付け柱は乾燥状態の良い材または集成材を用いて、接着剤と金具を利用し狂いや割れがないように留め付けます。

下地1 下地2
左:『小舞下地』、右:『小舞下地』

~ラスボード(ラスボード下地)について~

「ラスボード下地(穴あき石膏ボード)」
石膏ボードは水分による伸縮がないので、比較的亀裂が入りにくく、木摺より防火的です。
枠まわりなどの亀裂が入りやすい場所には防錆処理を施したメタルラスで補強した上左官をかけます。
ラスボード1 ラスボード2 ラスボード3

~石膏ボード(プラスターボード)について~

ボードの貼り付けは、亜鉛めっき、クロムめっき平頭鉄釘を、化粧ボードは色に合ったカラー釘を用います。
釘長は、7mmボードで25mm、9mmボードで30mmを用いると良いですよ。
ボード周辺は縁より10mm内側に90~100mm間隔、中間部は120~150mm間隔とします。
また、釘を打ち込む際ボードをへこませないように注意しましょう。
ボードの継ぎ目部分は、V形に削るか面取りをし、石膏パテをつめて平滑にし、塗装またはクロス張りの下地にします。
石膏ボード1 石膏ボード2 石膏ボード3


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