ワイヤー固定ナットは確実に締める!
自転車の前輪ブレーキ調整方法について紹介しています。どんな乗り物でもブレーキは確実に効かなければなりません。毎日乗って、お子さんを乗せることもありますよね。少し握りが甘いかな?ブレーキの効きが悪いかな?と思ったら、大切なブレーキを今のうちに点検しておきましょう。
~ナットはしっかり締めましょう!~
使用しているうちに、ブレーキの効きやあそびが変わってきます。
ブレーキワイヤーを適宜調整しましょう。
左右のブレーキゴムとリムの間に500円玉等を挟み、(約2mmのすき間をあけるため)、手で押さえて固定します。
私は、固い紙をブレーキゴムと同じ大きさにして、厚みを出しています。何回も使えますからね。
ブレーキワイヤーのナットを緩めて、ブレーキワイヤーをペンチなどで引き、ワイヤーのたるみを直し、ナットを締め直します。
作業後動作不良がないか確認をしましょう。
後、何回か乗った時など、ナットなどが緩んでいないか点検しましょう。
~NG!注油禁止の部位~
①『ブレーキゴム(ブレーキシュー)』
ブレーキをかける部分に油が付くと、ブレーキが効かなくなります。パッド(ゴム)があたるタイヤのリムも同様です。
②『後輪ブレーキ(バンドブレーキ)』
注油禁止のシールが貼っています。この内部に注油するとブレーキが効かなくなります。
③『サドルの軸の内部』
サドルの軸とフレームの間に注油すると、走行中にサドルが下がる可能性があり危険です。
左:①ブレーキゴム、中:②後輪ブレーキ、右:③サドル内部