のこぎりは力よりもコツを掴んで!
ここでは、のこぎりやカッターなど切る大工道具の使い方について紹介しています。文房具の小型カッターからのこぎりまで、使い方のコツは力の入れ具合なんです。力まかせは禁物ですよ。切る角度を考えて、正しい姿勢で切っていくことが大切です。刃が自然に切り進むのをサポートしてあげる感じですかね。力を抜いてもスムーズに刃が動くなら、綺麗に切れている証拠ですよ。
始めにのこぎりの使い方です!
大工道具だけでなく、庭の手入れなどにも役立つのこぎりは備えておきたいツールのひとつです。
いつでもスムーズに使うためには、使用後の手入れが大切ですよ。
そして錆の原因となる木くずを払い、刃物油を忘れずに塗りましょう。
『①ガイド線を引く』
角材などは4面に切断線を鉛筆で引いておきます。
そうする事でどの角度からも切断面を見ることができ、まっすぐに切ることが出来ます。
『②刃を木材当てます』
切断線のきわに指をおき、右側に刃を当てます。
『③のこの道を付けます』
刃の根元でのこの道を付けます。
引っかかるようなら、押してみましょう。
『④正しい姿勢で切る』
切り口が目の真下にくるようにします。
引く時に力を入れ、押す時に力を抜きます。
引き始めと終わりは小刻みに、中間は全身を使う感じでのこぎりの刃の全体を使い多きく引きます。
薄い板の場合は刃をねかせましょう。
厚い角材は刃をやや立てます。
『⑤最後は片手で支える』
最後は折れて、きたなくならない様に片手で支えましょう。
『⑥後始末、手入れはきちんとしましょう。』
使い終わったら、木くずなどをよく払い、刃物油を塗ってアルミホイルやラップ、ケースなどでくるんでおきましょう。
のこぎり(両刃)の刃の名前!
『両刃のこぎり』
両側に刃がついたのこぎりで、片方が木目にそって切る(縦びき刃)、もう一方が木目を横に切るときの(横びき刃)になっています。
縦びきの刃の形です。
横びきの刃の形です。